「PDCAって、もう古いんじゃない?」
そう思っていた私が、この一冊に出会って180度考えを変えさせられました。
📘 本の基本情報
- 書名:自分を劇的に成長させる!PDCAノート
- 著者:岡村 拓郎
- 出版社:フォレスト出版
- 発売日:2022年9月20日
- リンク:Amazonで見る / Audible版はこちら
【読む前の私】PDCA=時代遅れ?と思っていた
正直、PDCAって言葉を聞くたびに「またそれか…」と思っていました。
なんとなくビジネス書にありがちな、昔からあるフレームワークでしょ?と。
でも、心のどこかでは「ちゃんと自分を改善できていない」というモヤモヤもありました。
それなのにPDCAを「古い」と決めつけて、実はちゃんと理解しようともしていなかったんです。
【この本で得た最大の気づき】
「自分をクビにしないと、次のステージには行けない」
この言葉が、本当に突き刺さりました。
「なんとなく回していた“つもり”のPDCA」…それが実は自己流で、改善には程遠いものだったと痛感。
特に印象的だったのは、「PDCAは自分を客観視するためのツールである」ということ。
つまり、「今の自分を“評価し、見直し、時にリストラする”視点がなければ成長はない」というメッセージでした。
【実践に移す3つのこと】
この本を読んで、自分の行動にすぐに取り入れようと決めたことがあります。
- 毎日の行動をPDCAで振り返る習慣をつける
→「今日の行動、ちゃんとPlanどおりだったか?」と毎日簡単にメモします。 - タスクを“人に引き継ぐ”前提で整理する
→ 他人に説明できない仕事は、仕組み化できていない証拠。 - 日常の小さなことにもPDCAの意識を持つ
→ 仕事だけでなく、生活習慣や人間関係にも応用していきます。
【印象に残った一文】
「自分をクビにしないと、次のステージには行けない。」
これこそが、本書の本質を突いた一文。
「現状の自分にしがみついていては、変われない」と、背中を押された気がします。
【この本の魅力】教科書じゃない、”行動に直結するノート”
PDCAをテーマにした本って、理論ばかりで難しく感じるものが多いですよね。
でも『自分を劇的に成長させる!PDCAノート』は違いました。
- 誰でもすぐに使える実践例が多い
- ノート形式だから読みながら手が動かせる
- ビジネスパーソンだけでなく、日常改善にも使える
つまり、「読んで終わり」じゃなく、「書いて実行するための本」なんです。
【こんな人におすすめ】
- 成長したいけど、何から始めたらいいか分からない人
- 若手社員や新社会人
- チームでの改善・マネジメントに悩んでいる人
- 自己流で限界を感じている人
【まとめ】「自己流」から抜け出すことで、本当の成長が始まる
PDCAというと古臭い印象を持っていた私が、この本を通じて学んだのは
「自己流のPDCAでは、限界がある」ということでした。
そして、
自分をクビにしないと、次のステージには行けない。
という一言により、「自分の行動を客観的に見直す視点」の重要性に気づけました。
この本は、ただのノウハウ本ではなく、「変わりたい」と思っている人に寄り添ってくれる一冊。
私のように、なんとなくでPDCAをやっていた人には特におすすめです。

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