- タイトル:グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
- 公開日:1997年12月5日(アメリカ)/1998年3月20日(日本)
- 監督:ガス・ヴァン・サント
- 脚本:マット・デイモン、ベン・アフレック
- 出演:
- マット・デイモン(ウィル・ハンティング)
- ロビン・ウィリアムズ(ショーン・マグワイア)
- ベン・アフレック(チャッキー)
- ミニー・ドライヴァー(スカイラー)
- ステラン・スカルスガルド(ランボー教授) - 視聴リンク:Amazonプライムで視聴する
※『グッド・ウィル・ハンティング』は現在、Amazonではレンタル作品として配信されていますが、
Netflixではサブスク内で見放題で視聴可能です。
ご自身が利用しているサービスに合わせて、ぜひチェックしてみてください。
【観る前の心境】
「感動する映画」としてよく名前が挙がるこの作品。
実は今まで観たことがなかった。
だけど、ふと「今なら観られるかもしれない」と思った。
そしてこのタイミングで出会えたことに、今は感謝している。
【印象に残ったシーン】
もっとも心を揺さぶられたのは、セラピストのショーンがウィルに語りかけるあの場面。
「君のせいじゃない」
「君のせいじゃない」
「君のせいじゃない」
その言葉を何度も繰り返しながら、徐々にウィルの心がほどけていく。
泣き崩れる彼の姿は、演技というより“生”に近いものだった。
見ているこちらの感情まで、静かに揺さぶられた。
【この映画から気づいたこと】
この映画は、僕にこう教えてくれた。
「過去にどんなことがあっても、自分を責め続ける必要はない」
僕自身も、ウィルと同じように心のどこかで人を遠ざけていた。
過去の痛みやトラウマを抱えていて、
「どうせ理解されない」と勝手に決めていたのかもしれない。
でも、人とのつながりが本気で向き合えば、
それは誰かの癒しになるし、自分の救いにもなる。
【この映画の魅力】
『グッド・ウィル・ハンティング』の魅力は、ストーリーの感動だけではない。
- 人と人とのつながりがリアルに描かれている
- 会話ひとつひとつが温かく、深い
- 俳優たちの演技がとにかく自然で、心を掴む
特にロビン・ウィリアムズの存在感は圧倒的だった。
厳しさの中にあるやさしさ。言葉を選ぶ間の使い方。
どれをとっても、胸に残る演技だった。
【こんな人におすすめ】
- 自分に自信が持てないと感じている人
- 人間関係に悩んでいる人
- 過去に向き合いたいと思っている人
- 感情を押し殺して生きている人
- 泣ける映画を探している人
【まとめ】「君のせいじゃない」と言われた瞬間、心がほどけた
人生のどこかで、僕たちは誰かにこう言ってほしいのかもしれない。
「君のせいじゃない」
この映画は、そんな誰かの心に寄り添ってくれる。
そして、自分自身にもそう言ってあげたくなる。
「過去のせいで、自分はこうなんだ」と思っていたけれど、
本当はもっと自由に生きていいんだってことを、静かに教えてくれる作品だった。
今、心がちょっと疲れている人にこそ観てほしい。
優しさと痛みが混ざった、あたたかい映画です。

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