僕が何度も観る映画、それが『マスク』
映画『マスク』の予告編
『マスク』の雰囲気が気になる方は、こちらの公式予告をどうぞ。
※出典:YouTube / Warner Bros. Pictures
僕には、何度も観返してしまうほど好きな映画がある。
それが、ジム・キャリー主演の『マスク』だ。
初めて観たのは子どもの頃だったけど、大人になってからもずっと好きで、
つらいときや、なんとなく気分が沈んでいるときに、つい再生してしまう。
吹き替え版での山寺宏一さんの演技も最高で、子どもの頃は純粋に笑っていたけれど、
大人になった今は、当時は気づかなかったちょっとアダルトなギャグに「そういう意味か」と伏線回収みたいな楽しさもある。
くだらなくて、バカバカしい。
でも、なぜか元気が出る。
今回はそんな『マスク』について、自分の気持ちを少しだけアウトプットしてみたい。
『マスク』の自由さに救われる
この映画の魅力は、とにかく“自由さ”にあると思う。
主人公がマスクをかぶった瞬間、現実の制限がすべて吹き飛んで、
思いのままに動く。遠慮も気遣いも、恥も恐れもない。
子どもの頃はただ「変な動きが面白いな」と笑っていたけれど、
大人になった今は、「自分を解放することの難しさ」に気づかされる。
本当はもっと自由に振る舞いたいし、思ったことを言いたい。
笑いたいし、ふざけたい。だけど現実では、どうしても“こうあるべき”が邪魔をする。
だからこそ、スクリーンの中でめちゃくちゃに暴れまわるマスクの姿が、
どこか羨ましくて、見ているだけで少し救われた気持ちになる。
元の主人公は、どちらかといえば内気で控えめな性格。
そんな彼がマスクをかぶって、思いきり自分をさらけ出している姿は、
自分にないものを見せつけられているようで、どこか羨ましかった。
つらいとき、『マスク』がくれるもの
僕は、つらいときや気分が落ちているときによく『マスク』を観る。
観るたびに大笑いして、ふざけた演出にツッコミを入れて、
「まあ、いっか」と思えるようになる。
現実の問題がすぐに解決するわけじゃない。
それでも、沈んでいた気持ちが少しだけ軽くなって、
「今日もうちょっとだけ頑張ってみようかな」と思える。
そういうときの僕にとって、『マスク』は“元気のスイッチ”みたいな存在だ。
笑うことって、本当に大事なんだなって、観るたびに思い出させてくれる。
あと、あの映画に出てくる海外のカートゥーン表現も好きだ。
『スポンジ・ボブ』や『リック・アンド・モーティ』みたいな、ちょっとぶっ飛んだアニメが昔から好きだから、
『マスク』のあの表現の自由さにどこか安心感があるのかもしれない。
今ならAmazonプライムで観られる(※執筆時点)
ちなみに『マスク』は、Amazonプライムビデオで今なら観られます(※執筆時点)。
昔観た人も、まだ観たことがない人も、ぜひ今の自分で観てみてほしい。
あのテンション、ギャグ、動き、そして自由すぎる主人公。
きっと何かしら元気をもらえると思う。
※配信状況は変更になる場合があります。
『マスク』がくれた笑いと前向きさ
『マスク』は、僕にとってただのコメディ映画じゃない。
思いっきり笑わせてくれて、ちょっとバカみたいに元気をくれて、
それでいて、どこか自分を認めてもらえたような気持ちにしてくれる作品だ。
自由にふるまうって、思ってるよりずっと難しい。
でも「たまには自分を解放してもいいんじゃない?」って、
あの映画はやさしく背中を押してくれる。
つらいときに笑える映画があるだけで、少し気持ちは軽くなる。
そして、自分がそうやって救われてきた映画の話を、
これからも少しずつ書いていけたらいいなと思っている。
コメント